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知らない人が多いフライパンの正しい使い方(鉄フライパン編)

前回の記事ではコーティングされたフライパン使い方のNGを書きました。

正しい使い方を知らない人は結構いるのでまずはコーティング編を読んで下さい。

今回はコーティングされていない鉄のフライパンの使い方、メリット、デメリットをお伝えし、ステンレス、セラミックの素材についても少し触れていきます。

先に僕が出したフライパンについての結論です。

時間がない時は1番安いコーティングされたフライパンをオススメし、鉄のフライパンは手入れが必要なため時間の余裕がある時に使用することでいつもとは違う感覚になり楽しい食事になります。

フライパン選びの参考になれば幸いです。

 

知らない人が多いフライパンの正しい使い方(鉄フライパンなど)

⇩こちらの記事のYouTube版になります。合わせてご覧ください。

鉄のフライパンのメリット、デメリット

メリット
●耐久性に優れているので正しく使えば一生使える。
●女性は特に嬉しい鉄分が補給できる。
●コーティングの剥がれを気にせず強火で調理できる。
●コーティングの剥がれを気にせずガシガシ擦って洗える。(洗剤NG)
●熱伝導率がよく素早く調理ができる。

非常にメリットが多い鉄のフライパン。でも最大のデメリットは手入れが必要なことです。

デメリット
●使い始めに油ならし焼きならしが必要
●こびり付きや錆を防ぐためお手入れが必要

そんなには手間ではありませんが、コーティングされたフライパンに慣れている私たちにとってはなかなか手が出しづらい商品ではある。

また正しい使い方もあまり知らない方もいるのではないでしょうか?

 

鉄フライパンの正しい使い方

初回使用するとき

本来は焼き入れという空焚きをして錆防止剤を焼き切る作業をするのですが、最近は焼き入れ不要のフライパンもあるし、少しでも鉄のフライパンへのハードルを下げるため省略します。

通常は焼き入れしたあと油ならしをしていきます。

①食器洗剤で洗う。

②火をつけて水分を飛ばす。

③多め油を入れる。(本来はもっといっぱい。底が隠れるくらいでいい。)

④弱火で3分ほど熱し、火を止め余分な油はオイルポットへ。

もう正直面倒くさいですか?

普段の鉄のフライパンの手入れ

決して食器洗剤では洗わないでください。馴染んだ油が洗い流されます。お湯でタワシやスポンジでガシガシ洗ってください。

ガスの火をつけ乾かしてください。

キッチンタオルなどで薄く油を塗ってください。

新聞紙に包んで保管するのが好ましいですが、使用頻度が高いのであればそのままでもOK。

これを繰り返していくとよりこびり付きにくく育っていきます。

 

慣れれば楽な作業ですが、それまではちょっと大変

相当長く使えるフライパンで洗剤も使わないので節約になります。けどさすがに毎日使用するたびに手入れするのはちょっと大変。

今は共働きが普通でみんな時間の余裕がない暮らしをしているはずなので手入れが辛くなりせっかくの鉄のフライパンを使わなくなる恐れがあります。

そういった鉄のフライパンのデメリットを少しでも和らげてくれるフライパンがあります。

 

楽に使える鉄のフライパンがあった。

通常の鉄のフライパンよりも手間がかからず、こびりくい鉄のフライパンを紹介いたします。それはambaiのオムレツパンです。

 

ambai(アンバイ)鉄フライパンシリーズ

僕が使用しているのはアンバイさんのオムレツパン240です。ガス火、IHと全ての熱源で使用できます。もちろん電子レンジでは使用できません。

他のものと比べてまず表面が違います。普通の鉄のフライパンはツルツルですが、ambaiは「ファイバーライン加工」といって凸凹していることで食材がこびり付きにくくなっています。

また鉄のフライパンは無機質な感じですが、ambaiはハンドルがチーク材を使用していてちょっとかわいい。このカラーリングはキッチンと色が合わせやすいです。

他にも雪平鍋や四角い玉子焼きもあるのでそのうち全部揃えます。

ただもう少しだけサイズのラインナップが欲しいところ。

ambaiについてもっと詳しく

家具デザイナーの小泉誠さんがプロデュースした「アンバイ」シリーズは使い手にとっていい塩梅となる道具を日本のものづくりにこだわって作られています。

どのアイテムもスタイリッシュで現代的なエッセンスをまとっていますが、その根っこには古きよき日本の道具の良さがしっかりを伝わってきます。

 

ambaiは本当にこびりつかないのか試しました。

本当は炒飯とステーキを調理したのですが、炒飯は撮れていませんでした。

調理してすぐに水に浸し食器洗剤は使わずスポンジのみで洗いました。簡単に汚れが落ちます。これはコーティングされたフライパンではできないこと。前半でお伝えしたようにコーティングされたフライパンは調理直後に水に浸すのはNGでしたね。

もちろん油を引けばこのように全くこびりついていません。

 

ステンレスのフライパンはどう?

もともとステンレスでは不向きな炒飯を作ってみました。

実はアイリスオーヤマのステンレスのフライパンも使用しています。

当然コーティングこれもがないわけだからこびりつきやすいけどガシガシ洗えて長く使えて経済的です。

鉄に比べて手入れは必要ないけど、こびり付きやすく火の調整が難しく感じます。アイリスさん直伝の使用方法は教えてもらいながらもまだ使いこなせていません。

火加減だけを制すればこびり付きにくくどんなフライパンよりも長く使えます。

使い方はまた機会があれば説明します。

 

セラミックのフライパンはどう?

今から約5年前、某女子プロレスラーが息を引きかけて玉子を飛ばしてこびりつかないとCMしていた、油がなくてもこびりつかないセラミックのフライパンは覚えていますか?

実はあれ景品表示法違反で自主回収になりました。

当時小売業で働いていた時、相当販売していました。

商品自体はいいんです。ただ油なしでこびりつかないは嘘なんです。

パッケージにものすごく小さい文字で「油ならしが必要な商品です。」と記載されておりましたが、TVCMではそんなこと言っていませんでした。

消費者を騙すような販売の仕方です。

くれぐれもCMには騙されないようにしてください。

 

まとめ

比較的ambaiは鉄のフライパンの中では扱いやすいですが、やはり手入れの時間などを考えると特に朝は現実的ではない。

ステンレスは調理する前の温度が低いことと、調理中の火加減の調整を謝るとこびり付きやすいので慣れが必要。

普段は安くてコーティングしているフライパンを使用し、休日や時間がある時にコーティングなしのフライパンもチャレンジしてみましょう。

ご覧いただきましてありがとうございました。

【自己紹介】

私の本業はコーヒーを焙煎し卸しています。

個人のお客様へはNECOME COFFEE(ネコメコーヒー)として 「美と健康」をコンセプトにネット通販をしています。

よろしければネコメコーヒーのホームページをご覧ください。 ⇨https://necomecoffee.com

ネコメコーヒーインスタグラム ⇨https://www.instagram.com/necome.coffee/

【このブログの目的】

私は元々小売業の管理職をしておりました。 その経験を生かし、コーヒーを含めて暮らしに関わる商品やサービスを見直すことによって 皆さまの「生活改善」「生活解決」に繋がるような記事を作成していきます。

そして何か解決できたのならば、 目の前の世界は今までとは違う世界になっているはずです。 それは前向きになれたり、少しでも暮らしが豊かになれたり、 そんな世界を皆さまと作っていきたい。

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