いきなりショッキングなタイトルですみません。
でもタイトル通り貧困に苦しんでいます。コーヒーは主に先進国(消費国)に非常に安い価格で取引され搾取されています。
「おいしいコーヒーの真実」は映画や本でも出版されています。
コーヒーの歴史から分かる農家の貧困
コーヒーの発祥はエチオピアで人類が誕生する以前から自生していたとされています。6世紀にエチオピアはイエメンを侵略しその時にアラブに伝わりました。イスラム教の祈りをする際、眠気を抑えるために飲まれていたそうです。
17世紀にはヨーロッパ全体に広がりカフェができ、生産量を増やすためヨーロッパの植民地である発展途上国で生産され、多くの奴隷が導入され非人道的な扱いを受けました。
その後ヨーロッパの移民が労働を担うようになりなしたが、ブラジルではそれが1888年まで続きました。
ただこれは表向きなことだけで差別はいまだ根強くあります。そうは思いませんか?
ちょっと話はそれますが我々日本人でも朝鮮部落の方々を差別している風潮は今は薄れてきましたが、昔は酷く、江戸時代では身分を表す言葉として士農工商、えたひにんって聞いたことあると思います。そんな扱いを受けた方がヤクザになっているケースが多いです。また政界や芸能界にも…
アメリカも白人が黒人をみたいな報道ってみませんか?
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すみません話しを戻します。
コーヒーだけではなく発展途上国は先進国から搾取されています。残念ながらこの資本主義の世の中はそんな仕組みになっています。
だから農家さんは貧困なわけです。
コーヒーのさまざまな飲み方が広がりました。地中海付近では濃いコーヒーが好まれるようになりエスプレッソマシーンが誕生したり、第二次世界大戦後は大企業により手軽に飲めるインスタントコーヒーが広がりました。
エスプレッソとインスタントコーヒーはロブスタという品種です。
コーヒーの風味が落ち苦味が強いですが、安くて天候に左右されずに安定に供給できるのがメリットで大量に生産されました。
我々が安くいと感じ便利であればあるほど、生産国はより貧困になってしまうのは仕方ないないことでしょうか?
先進国の私たちが貧困から少しでも救えることはできるのでしょうか?
平等な貿易?フェアトレード
よく聞いたことあると思いますが、冒頭の「おいしいコーヒーの真実」ではフェアトレードのことが描かれています。
⇧このマークは見たことないですか?
フェアトレードはコーヒーだけでなくカカオやフルーツなど対等な価格で取引している商品のことを言います。
これはこれで正しいことだと思いますが、ただこの団体100%信用していいのか分かりません。またフェアトレードだからといって味がおいしいわけではありません。
そこまで味を生産国に求めるのは間違っているのでしょうか?
いいものを作り、通常以上のお金がもらえるとやる気になってよりいいものを作る意識を持つことも重要です。
それはスペシャリティコーヒー。
スペシャリティコーヒーとは
1980年ごろからスペシャリティコーヒーが作られるようになりましたが、当時の日本ではそんな言葉すらなくヨーロッパやアメリカなどで飲まれ、日本では質の悪い豆をただ焦しただけの苦いコーヒーが飲まれていました。
それが現代の消費者もコーヒーは苦いものであるとインプットしています。
最近ではブルーボトルコーヒーが日本に進出し、スペシャリティコーヒー専門店として広がりつつあります。
スペシャリティコーヒーとは簡単にいうと、品種や農園ごとの豆を品評会で点数がつけられた豆のこと。
当然いい点数であれば高値で取引できるわけですから、農家さんも潤うわけです。現状スペシャリティコーヒーは全体の流通量たったの5%。
これがもっと増えれば、生産国は潤い、日本の景気を少しはよくなると私は信じています。
だから私はスペシャリティコーヒーをメインで使用しています。
先進国としてやれることをやろう。
当然私たちも生きていかなければいけません。誰かのことを考える余裕なんてないかもしれません。
ただ時間や金銭的に余裕があるときだけでもスペシャリティコーヒーを飲んで欲しいです。最悪フェアトレード商品でも構いません。
もちろん私自身、安価やコーヒーは飲むし、食べ物もやむなく捨てることもあるので偽善者ではありますが、できることは少しでもしたいという気持ちではいます。
24時間テレビでタレントがマラソン走っているのを見ていることよりもよっぽどチャリティですけどね。
まとめ
ちょっと重たい内容だったかもしれませんが何か考えるきっかけになれば嬉しいです。考えるだけでも全然違いますから。
ちなみに冒頭の「おいしいコーヒーの真実」は2020年9月7日現在、Amazon prime videoで観ることができます。
会員の方は是非。
またDVDや書籍でも発売されています。
それではまた、安心安全カビ毒なしコーヒー通販、猫目暮らし/NECOME COFFEE(ネコメコーヒー)でした。
お時間があれば、ネコメコーヒーのホームページもご覧ください。