シャンプーは何を使っていますか？ドラッグスストアで量販されている石油系界面活性のシャンプーは論外として、美容院などやネットで販売しているプラスチックボトルの価格の高いシャンプーを使っていませんか？
パッケージの成分表示を見てください。一番最初に水や精製水と書いていませんか？一番多く入っているという意味です。市販で流通しているものは多くて９０％は水で出来ていてあとは少し他の成分が入っているだけです。
つまりほとんど水とボトルにお金を払っているんです。実際に某大企業シャンプー製造工場の見学に行ったときその事実を目の当たりしました。
潤い成分配合って謳っていても1滴だけで全く効果がないものもあります。
考えてもみてください。TVCMで流れているシャンプーはものすごく広告費がかかります。CMに起用するタレントのギャラや番組の製作費など。
以前小売業の前にCM制作会社で働いていたのでギャラは想像できます。当然シャンプーを販売している会社の従業員にも給料を払わないといけないのでそのシャンプーは中身スカスカになってしまうのです。
高級なシャンプーで成分を無駄に入れすぎて価格を高くするのもどうかと思いますますけどね。
前置きが長くなりました。すみません。
環境問題とコスパに着目したシャンプーバー、エティークとは
この記事はこんな方におすすめです
●シャンプーの成分にこだわりたい方。
●コスパがいいシャンプーを探している方
●洗剤が環境に悪影響と考えている方。
エティークとの出会い
今回紹介するのはcosme kitchen（コスメキッチン）さんで見つけたニュージランド産のethique（エティーク）シャンプーバーです。
エティークの考え方はほとんど水である液体シャンプーを成分を凝縮して固形にすることでプラスティックのゴミを出さないこととコスパが良いということ。
プラスチックの世界的な問題
●世界中でプラスチックボトルが８００億本が廃棄されている。
●リサイクルされているのは全体のわずか９％。
●適切に処分されない８００万トンのプラスチックボトルは海にの流出します。
●１０匹に９匹の魚など海洋生物の体内にプラスチックを保有している。
●２０５０年までに海中では魚よりプラスチックが多くなると言われている。
※２０１７年７月アメリカの専門誌調べ。数字は毎年の調査結果により変動。
数字は正しいか分かりませんが、こんなに多くのペットボトルの飲料が売られているのでちょっと想像すればこのような問題は起きていると判断は出来ますよね？
リサイクルが全然されていないことはゴミやエネルギーの専門？武田邦彦さんもよく言っています。著書も何冊か出版されているので興味がある方は探してみてください。ゴミ分別は分別するなとか、プラスチックは燃やせとか、地球温暖化はウソなどなど結構面白いですよ。
人間の自らの都合で環境や生き物を汚しているのは真実です。またその生き物を人間が食べるわけですので、自ら苦しめているんです。もう考えるときはとっくに来ています。いつも失ってから大切なものに気づいているから、僕ももう少し考えてみようと思います。
エティークは泡立ちが良く、コスパが優れている。
実際に使用した感想は、少ない量でめちゃくちゃ泡立ちずっとその泡が継続しました。僕は以前記事にも書いたジオソープという固形石鹸を使用していますが明らかに１回の使用量が違いました。
固形石鹸は濡らした髪に直接擦り泡立てます。
ジオソープは６〜１０擦り。
エティークは２〜３擦り。
経験上１擦りの消耗量は０.５gくらいです。
ジオソープの内容量は１０５g。全部使い切る計算をすると３５日で約１ヶ月で価格は８００円。
エティークの内容量は１１０g。全部使い切る計算をすると１１０日で約３ヶ月で価格は１９８０円。
つまりジオソープを３ヶ月使用した場合２４００円になり、エティークは１９８０円。かなりコスパがいいと言える。
わかりにくくてすみません。
同じ条件で他の石鹸と使用して3ヶ月で400円ほど安く節約できました。
またエティーク自体の価格は1980円で3ヶ月使用できたので1ヶ月660円ほどですみます。
当然リンスやコンディショナー代は別途かかります。
エティークにはコンディショナーバーが２１００円で販売しています。
メーカーではシャンプーバーは液体シャンプー３５０ml×３本分、コンディショナーバーは液体コンディショナー３５０ml×５本分と同じ使用量とされています。かなりお得ですね。
成分に含まれる、界面活性剤について詳しく
今回購入したのは ヒーリ キウィ。フケやかゆみを抑え、潤いを保つ、デリケート用シャンプー。だそうです。他にもいろんな種類がありますが、
僕はニュージーランド＝キウィのイメージだけでこれを選びました。
全成分:ココイルイセチオン酸Ｎａ・ココアルキル硫酸Ｎａ・デシルグルコシド・ステアリン酸・カカオ脂・ヤシ油・キウイ種子油・セタノール・ステアリルアルコール・ベヘントリモニウムメトサルフェー
ト・グリセリン・オートミール・メリアアザジラクタ種子油・クロヨナ種子油・ライム油・乳酸
当たり前ですが水は使用していません。また石鹸と違い少量ですごく泡立つのは、
一番最初に表示されている「ココイルイセチオン酸Ｎａ」
イセチオン酸のヤシ油脂肪酸エステルのナトリウム塩であり、脱脂力が低めのマイルドなアニオン界面活性剤です。硬水でも泡立ちの安定性に優れており、高い気泡力を示し、他の洗浄成分との組み合わせにより機能性および安全性を高めるためにも使用されます。
２番目に表示されている「ココアルキル硫酸Ｎａ」
個人的には今まで「硫酸」と入っている成分は避けてきました。実はこのココアルキル硫酸Ｎａはココナッツ由来だから安心と言われていますが、みんなが嫌っている「ラウリル硫酸ナトリウム」と構造上は一緒です。
泡立ちを求めれば当然代償はあるってことです。でもきちんと洗い流せば全く問題はありません。２番目に表示されているため量としては少ないでしょう。ただし乾燥は避けられません。ですが保湿成分がいろいろ入っていることやコンディショナーバーもあるので合わせて使用すれば問題ありません。今回はコンディショナーバーは使用していません。若干乾燥したのでまた使用して追記します。
男なのにコスメキッチン愛がすんごい。
確かこのエティークのシャンプーバーはコスメキッチンさんが日本で最初に販売しているはずです。
本当にいいものばかり揃っています。ほとんどの化粧品はこちらで購入しています。
コスメキッチンさんのウェブショップはこちらから。エティークの商品ページに飛びます。
現在アマゾンやいろんなところで購入できるようになりましたが、是非コスメキッチンの店舗で購入していただきたいです。かわいいのはもちろん、知識もありしっかり接客できる店員さんばかりです。
決して僕はかわいいからと言って下心はありません。いろんなブランドを扱うからこそとても楽しいお店です。
まとめ
コスパがかなりよく、プラスチックゴミを減らせるのでしばらく使用してみようと思います。
ただ前回記事で書いたジオソープはゴミを減らせて生活排水をキレイにするので頭はエティークで体はジオソープで洗いたいと思います。
生きていく上で資源を使い環境を破壊していくことはしょうがないかもしれないけど何も考えないのはやめて、少しでもできることをしたいと思います。
いつも先進国のせいで発展途上国にしわ寄せが来ます。先進国は自身の国もそうですが、発展途上国を豊にすることも考えなければいけません。
コーヒーを焙煎することもその想いでしています。
それではまた、猫目暮らし/NECOME COFFEE(ネコメコーヒー）でした。
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